＜業務内容＞

シニアHRビジネスパートナーは、組織の戦略的目標達成に直接貢献する重要な役割を担います。この役割は、戦略的HRビジネスパートナーとHRジェネラリストの両面から構成され、それぞれが業務の約半分を占めます。

【戦略的HRビジネスパートナーとしての役割】

HRビジネスパートナーチームの中核メンバーとして、経営陣と緊密に連携し、ビジネス戦略に沿った人材戦略の策定と実行をサポートします。具体的には以下の領域でリーダーシップを発揮します：

• 戦略的人材計画：組織の成長戦略に合わせた人材獲得・育成・配置計画の立案と実行
• 組織開発：部門横断的な組織改革プロジェクトの推進と組織の効果性分析
• フォーマンス管理：ビジネス目標に連動した効果的な評価・報酬システムの設計と運用
• 人材開発：リーダーシップ育成プログラムの企画・実施と人材開発プロセスの推進
• 従業員エンゲージメント：組織文化の醸成と従業員満足度向上施策の立案・推進
• 報酬・福利厚生戦略：ビジネス戦略との整合性を確保しつつ、革新的なアプローチの導入
• コンプライアンスと労務管理：労働法規や就業規則に関する専門知識を活かした戦略的労務管理の実現
• 従業員関係管理：複雑な従業員関係の問題に対する戦略的解決策の提案と実施

また、グローバルHRイニシアチブや国内人事プロジェクトにおいてリーダーシップを発揮し、変革を成功に導きます。

【HRジェネラリストとしての役割】

主に定型業務を担当するHR関連部門の担当者と連携しながら、広範囲のオペレーション業務で協業し、サポートを提供します。具体的な業務には以下が含まれます：

• 新入社員・退職者の管理手続き・サポート
• 契約社員・派遣社員の管理手続き・サポート
• 就業規則の変更管理手続き・サポート
• 産業医・安全衛生管理手続き・サポート
• 海外転籍者の手続き・サポート、など

職務遂行にあたっては、経営幹部、各部門責任者、従業員、他のHR専門家、外部コンサルタントなど、多様なステークホルダーと戦略的パートナーシップを構築します。マネジャーへのHRコンサルティング、カウンセリング、コーチングを通じて、リーダーシップ能力の構築と問題解決をサポートします。

この役割は、ビジネスとHRの架け橋として、組織の持続的成長と競争優位性の確立に不可欠な存在です。戦略的視点とオペレーショナルな実務の両方に精通していることが求められます。

＜応募条件＞

【求める知識／経験】

• 労働関連法についての基本的な理解
• 人事職務で使われる専門的な用語についての理解
• HRビジネスパートナーまたはHRジェネラリストとしての経験が最低でも3年、できれば5年以上ある方
• PCアプリケーションソフト、社内システムを使って効率的に業務を遂行できる方（Excelは必須、最低でもVLOOKUP, If, Pivot Tableを使ってデータ管理や進捗管理に活用することができる、Word, PowerPointは、文書やプレゼン作成に必要な基礎的操作を理解していて、目的を説明されれば最初から自分で文書やプレゼンを作成できる）
• 英語力（問い合わせや相談に対して抵抗がなく、メールのやりとりや会議で発言できるレベル）

【求める資質】

• 高いコミュニケーション能力と協調性、責任感と積極性、柔軟性と適応力
• 一貫して高い成果を上げ、物事を成功裏に完遂するモチベーションと粘り強さ
• マルチタスクや分量の多い事務作業をスピーディーかつ正確に処理できる能力
• 個々の作業を計画的に管理し、期限を意識しながら関係者との調整などの段取りを考えられる能力
• 限られた時間や制約の中で、自分で考え行動を起こして結果につなげることができる力
• 外資系企業での就労経験があり、変化が多くタイムリーさを求められる環境に抵抗のない方